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パッケージソフトウェアの功罪

今朝、某新聞を読んでいましたら、非常に有名なERPパッケージの
導入サービスの広告が出ていました。

珍しくお値段が○○○円〜と書いてありましたので、つい目を止めて
しまいました。ずいぶんお安くなったものです。とは言っても、弊社で
導入できるお値段ではありませんが・・・(笑)

ところでこの類のパッケージソフトウェアの導入成功事例は少ないと
言われているようです。

なぜでしょうか?

ひとつにはパッケージソフトウェアは、カスタマイズをするようにできていない。
つまり自社の業務にパッケージを合わせるのではなく、パッケージに自社の
業務を合わせるようにできているということです。

しかし日本のお客様は必ずおおきなカスタマイズを要求するし、実際に
カスタマイズせざるをえない。しかし内部構造がそうなっていないので
見積りをはるかに超える工数がかかるし、予期しないバグがぼろぼろ
出てくる。その結果、プロジェクトが破綻するということですね。

○○億円かけた導入プロジェクトが中断なんて話も耳にしたりします。

しかし導入の目的を間違えていると、最初から失敗しているなんてことも
あるのかなぁ、と思ったりします。

何を言いたいのかといいますと、パッケージソフトウェアとは、いろんな
会社の業務のプラクティスの最大公約数。パッケージソフトウェア導入
に成功するためには、自社の業務をパッケージに合わせる、つまり
いろんな会社の業務のプラクティスの最大公約数に、自社の業務を
合わせる。ということは、いろんな会社と同じになるということですね。

他社と同じことをしていれば儲かった時代は既に終わり、他社と違う
ことをしなければ生き残れない時代になった今。

自社のコアの業務を他社に合わせてしまったら果たして・・・

教訓は、コアの業務をパッケージソフトには任せないこと、という
ことになるでしょうか。