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品質に対する関心の高まり

 先日の Java World Day 2006 の「リスクベーステスト」についてのスピーチのお礼を、IDG社の方から頂きました。ご丁寧にありがとうございます。おかげさまで、スピーチは満席御礼でしたので、曰く、品質に対する関心の高まりを実感するとのこと。

 そういえば、今月号のIDG社雑誌"ITアーキテクト"の特集も品質がテーマでした。これは果たして、品質に対する関心が実際に高まっていることを意味しているんでしょうか・・・

 3〜4年前にテストについてのコンサルティングを発表したときも、某金融機関のシステム障害事件で、テストやら品質に対する関心は高かったように思います。

 ただ、もともとグローバルな競争にさらされている組み込みソフトの世界は別格として、特にビジネスシステム系は、実際の取り組みという意味では、重い腰がなかなか上がらなかったという感触がありました。

 もしかすると、今でもマジョリティはそうかもしれません。ただ構造が変わってきている面があるなぁ、とも思うのです。というのは、失敗プロジェクトの失敗コストを、ユーザ側が許容しなくなってきた側面があるように思うのです。

 失敗コストというのはいわばプロジェクトのムダのコスト。バグ除去コストがプロジェクトコストの半分を占めると言われる今、ユーザ側が許容しない以上、そのプロジェクトの最大のムダをITベンダーも黙認できなくなってきた。

 つまり余裕がなくなってきたということでしょうか。

 となれば品質やらテストに対する関心が高まらざるをえない。

 なんだ、やっぱり関心は高まっていると言うことですね。といいますか、もう見過ごすことはできなくなってきたという感じです。

 では品質に対する答えはテストか・・・・・???

 これは今、発送中の「テストに困らないために一番大切なこと」を読まれた方からの感想をお待ちしたいと思います。